私の明日が変わる!アドラーの知恵

星一郎著 海竜社 参考文献

 

≪教育とは与えるものではなく引き出すもの≫

 

学校は知識だけを学ぶところではない。

遊びとか、社会経験とか、さまざまな対人関係などがあるから。

 

予備校のカリスマ教師たちは知識を教えるノウハウはもっている。

それも必要だが、それがすべてではない。

 

技術を否定しているのではない。

私がもっと重要だと思うのは、

そうした技術を子ども自身が自分からみつけていく技術である。

与えられる技術ではなく、子どもが自分で気が付くために気が付くようにさせる技術が必要だと思う。

 

アドラーの技術はみんなそう。

こちらから、ああですよ、こうですよ、と教えるのは全くない。

「こんなことどうだろう。君の経験の中にあったから」と言えば「そうだ。先生、あったよ」などという返事が返ってくるように、いかに多くの経験をしているかということが肝心なのだ。

 

≪答えは基本的に自分の中にある≫

アドラーにも、自分で答えを発見させるという考え方がある。

それは、

隠れた部分にスポットライトを当てるという考え方。

基本的に答えが自分の中にあるという考え方。

※(もちろん、知識として教えないとダメなものもある)

 

大事なのは、対人関係、発想力。

これは引き出してあげるもの。

これは広い意味で言えば「知恵」。

 

 

★zekkoutyou

「隠れた部分にスポットをあてる」

それにより、同じものでも見えていないものを見せることができる。

そうして、自分の中にあるものを見つけさせ、発揮させるということでしょうか。