子どもと先生が心底笑えるクラスづくり

日本一元気が出ちゃうLIVE 最強の4人に学ぶ 愉快・痛快・おもしろい!

子どもと先生が心底笑えるクラスづくり

 

大竜 中村健一 土作彰 俵原正仁 著 明治図書からの引用

 

とりあえずお笑いネタ①「1つの音に!?」

 

・・・まずはやってみましょう。

教室に笑いをつくるって、そんなに難しくないのよ。

「1つの音に!?」という簡単なネタです。

2人組をつくったら、しゃがんでください」

・・・

「そうそう、若手も多いので言っとくと、指示するとき、終末を示すって大事なのよ。

『2人組をつくったらしゃがみなさい』、1番よく使うのは『黒板を写し終わったら、鉛筆を置きなさい』って指示ですよね。

これって2つの効果があります。

1つは、教師が把握できるでしょ。誰が2人組になっていないか?誰が書き終わっていないか?って。

もう1つは、子どもたちがやる気になるのよ。例えば黒板を写す場合、子どもたちは早く鉛筆が起きたくて、頑張って書くでしょう。そして教師が『〇〇くんがもう鉛筆を置いた。早い!』ってほめれば効果倍増ですね。」

 

「工夫もできますよ。たとえば、『黒板を写し終わったら、鉛筆を鼻の下にはさんで待ちなさい』とかね」

 

【一つの音に!?】

①隣の人と2人組になって、向かい合って立つ。

②教師は「先生の『せーの』の合図で、右手と右手を合わせます。

その時、『パンッ』という音が一つになったら、良いクラスだという根拠だからね」と説明する。

③「せーの」の合図に、子どもたちは右手と右手を合わせる。集中して心を合わせると教師うに「パンッ」と1つの音が響く。

④教師は「1つの音になった!すごいクラスだ。ではレベルを上げるね。目をつぶって同じことをします」と言う。今度は音が1つにならない。教師が「ばらばらじゃん」と軽く突っ込むと笑いが起きる。

⑤最後は目をつぶって、その場で1回回る。そして、目をつぶったまま同じことをする。1つの音にならないどころか「パンッ」の音ももしない。「スカッ」というかんじ。うまくいかなくて子どもたちから笑いが起きる」

★zekkoutyou

この「1つの音に」は、簡単で、誰でも直ぐにまねでき、クラスも温まりそうです。

実際に講座でこれをやったときの中村先生の言葉かけについては、続きで。