アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」実践ガイド②

参考文献  佐藤丈著 明治図書 

 

≪適切な行動、当たり前な行動を認める=勇気づけ≫

 

給食をきれいに食べきった子どもに 

 「きれいに食べたね。おいしかった?」

 

筆箱の鉛筆がきちんとそろっていて芯が削ってある子に 

「鉛筆がきれいにそろっていてやる気がでちゃうね」

 

掃除の時間にゆっくり机を運んでいる子どもに  

「疲れているのに、がんばっているなあ、ありがとう」

 

朝笑顔で挨拶してくれた子どもに おなじように挨拶をし、

うつむいて登校してくる子どもには「〇〇さん、おはよう」とそっと声をかける

 

このような、個に対する教師の関わりは、その子どもだけはなく、他の子どもたちにも波及していきます。

なぜなら、そうされると「所属感」「貢献感」「信頼感」「自己受容」が感じられ、うれしいからです。

自分もやってみたくなるわけです。

 

★zekkkoutyou

どれも「当たり前」の行動です。

だからこそ、いつでも勇気づけはできますね。

 

そして、他の子どもに波及していく。

これは実感できます。

幸せですね。