参考文献 「高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ」
丸山慎弥 著 学陽書房
≪高学年はここをおさえる!言葉かけの超基本≫
④高学年に効果的な言葉かけ②確認する
・高学年だって、気がついてほしい
「確認」とは、子どもたちが取り組んだ宿題や授業の課題を教師が〇付けしたり、声かけしたりすること
この確認は高学年の子供たちにも有効
高学年であっても、教師に「気が付いてほしい」と思っているから
これまでの学年以上にたくさんのことに取り組めるようになる、そのことに教師がまず細やかに気づいてあげること
・クラス外の活動も確認しよう
クラス外での活動を担任がすべて把握することは難しい。
しかしそれでも
子どもが教室に戻ってきたら、教師の方から委員会活動やクラブ活動での様子を確認していくようにする
「今日、委員会活動でどんなことをしたの?」と一言聞いてあげるだけでいい
・人目につかない小さな努力を見落とさない
高学年ともなれば、毎日の宿題や掃除活動に取り組むことなどは当たり前と思っていないか?
高学年の子どもたちだからこそ、誰もがみていないような場面でコツコツと努力を重ねている様子を見逃さない!
そうした場面こそ取り上げていくことで子どもは「いつも先生はみていてくれる」と安心感を抱くことができる
◎教師の確認作業は、子どもたちの一人ひとりの行為を認めること
人は認めてもらえる、見てもらえることで、意欲が高まる
★zekkoutyou
当たり前への感謝を忘れずにいたい、と思います。
子どもたちが当たり前にしてくれていることに、私たち教師はどんなに助けられているかわかりません!!
学校に来てくれたこと、座って話を聞いていること、そうじをしてくれること・・・それらのことをしてくれなかった場合の苦労を考えてみると、当たり前のことを当たり前にしてくることは、なんてありがたいことか!