高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ
参考文献 「高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ」
丸山慎弥 著 学陽書房
≪高学年はここをおさえる!言葉かけの超基本≫
あらゆるネタを活用&駆使して子どもの心をグッとつかむ
・日頃からアンテナを張り巡らせる
言葉かけは、教師から子どもたちへの贈り物ではあるが、いつも「効果的な言葉を贈ろう」と意気込んでいては苦しくなる。
そんなときは、いろいろなネタを使って。
一番有効なのは、教師自身が体験した出来事や感動した有名人のエピソード。
ちょっとしたニュースや広告などの内容も。
日頃から「子どもたちに伝えられるようなものはないか」とアンテナを張ること。
・おすすめ!平光雄先生の道徳小話
愛知県の元小学校教諭 平光雄先生が生み出した子どもたちへの道徳小話を活用。
例えば、目玉おやじのはなし。
『子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話」(致知出版)の中で、いけないこともがんばっていることも、すべて見ている目玉おやじについて紹介している。
実際に、私は頭の中に目玉おやじが自分を見ているイメージを描かせ、子どもたちにメタ認知させる。
誰もみていなくても、目玉おやじのような存在はみんなのことを見ているんだと伝える。
・アイドルなのに気象予報士になれたわけ
AKB48の武藤十夢さんは、アイドルであり気象予報士でもある。
気象予報士の試験はとても倍率が高く合格率は5%を切る。
その難関試験を何度も受け続け、アイドル活動をしながら合格。
その秘訣は
「勉強はやるものである」ととらえていたこと。
◎たくさんのネタをストックしておけば、子どもたちの状態に合わせたものをタイミングよく使える!
教師自身夢中になれるネタを探してみよう
★zekkoutyou
私が今担任だったら、大谷翔平選手の話ばかりしてしまいそうです・・・。