「宇宙兄弟 完璧なリーダー」は、もういらない
長尾彰 著 GAKKEN 参考文献
リーダーは「嫌われる勇気」もひつようありません
「組織の中で、嫌われないように努力することは必要ですか?」
これは、僕がワークショップの参加者から受けた質問
僕の返答はこちら
「嫌われないようにすることで疲弊してしまうくらいなら、”自分の物語(人生)に最初から敵などいないのだ”と考えるようにしてみたら?」
『宇宙兄弟』において、六太は「敵などいない」という「無敵」思考を自然と実践している。
六太自身は誰に対しても敵意を抱くことはないが、周囲の人すべてが六太に好意的かというと、そんなことはない。
でも、六太はそんな相手に怒ることも、不満をぶつけることもせず、「無敵」思考で接する。
なぜ、こんなことができるのか。
それは
「事実」と「解釈」をきちんと分けて認識しているから
例)
「この書類、ミスが多すぎて上司に提出できないよ。もっとしっかりしてくれよ」
「書類にミスが多く、上司に提出できない」は、事実(実際に起きていること)
「しっかりしてくれ」は、解釈(事実かどうかは別として、そう思ったこと)
六太は、事実に対しては真摯に向き合い、なんとかしようと奮闘する。
・「書類のミスが多いこと」「上司に提出できないこと」に向き合う。
でも
・「しっかりしていない」
と思われたことに対しては固執しない。
相手の解釈を変えさせようとする行為の無意味さを理解し、問題の本質だけに力を注ぐので、結果的にうまくいく。
事実と解釈を分けて考える習慣は、すぐに身につくものでもないので、日頃の会話からトレーニングしていくことがおススメ。
事実に意識を向け、解釈に対しては必要以上にナーバスにならない。
「事実」には真摯に向き合い、対処する。
相手の「解釈」には固執せず受け流すことも必要。
★zekkoutyou
「無敵」になるための方法がこちら。
大切なのは日頃のトレーニングですね。
でも「考え方、」「やり方」がわかっていればちゃんと前へ進めます!
ちょうど終末にテレビで「宇宙兄弟」の映画をやっていたので録画して、見直し中です。