「子どもを伸ばす『いいね!』の言葉 『ダメ!』な言葉」

教育コンサルタント 河村 都 著  講談社 からの引用

 

成長に逆効果「ダメ!」な言葉

 

どうしてちゃんとできないの?

 

・叱るなら何が悪いか具体的に伝えて

 

子どもが思うように動いてくれないとつい出てしまう「ちゃんとしなさい!」「どうしてちゃんとできないの?」と言う言葉

でも言われた子どもはきっと戸惑っている。

「ちゃんとってどういうこと?」

あいまいな表現では子どもにはわからない。

「読んだ本はもともとあった棚にもどそうね」「お着替えできないと遊びにいけないよ」とできるだけ具体的に。

 

こういう言葉の積み重ねで、子どもは”ちゃんとする”がどういう行動をさすのかを少しずつ理解していく。

 

また、子どもにとって一番の”やる気のもと”になるのはお母さんの笑顔。

 

「ちゃんとかたづけなさい」より

「ちらかった絵本を棚にもどしてくれたらお母さんうれしいな」

と言われたほうが、子どもは張り切る。

 

「ちゃんとやったよ~」と自信満々で子どもが言ったときのお片付け状態が、不十分と感じても、

「ちゃんとできたね、ありがとう」と言ってあげて。

次にまたやろうという気持ちがわいて、どんどん上手になっていくはず。

★zekkoutyou

小学校でも「ちゃんとしなさい!」の「ちゃんと」はわかりません。

「ちゃんと」「きちんと」の中身をその子にわかるように伝えなくてはなりません。

そして、できたらほめる、感謝を伝える、喜ぶ。

ここまででセットですね。