「子どもを伸ばす『いいね!』の言葉 『ダメ!』な言葉」

教育コンサルタント 河村 都 著  講談社 からの引用

 

子どもを伸ばす「いいね!」の言葉

 

日頃から、小さなことにも

「ありがとう」

子どもの感謝の心を育んで

 

・感謝の心は「プラス思考」のベースになる

 

からしていただいたことに感謝を伝える

「ありがとう」って、本当に素敵な言葉。

気持ちよく「ありがとう」と言える子どもは、誰からも愛されて、豊かな人間関係を築ける大人への育っていく。

 

でも、大人のなかにもありがとうをお素直に言えない人は案外いる。

当たり前のようで、自然にみにつかないのが「ありがとう」を素直に伝える力。

 

そのために必要なのは、子どもに「ありがとう」っているように教えることではない。言わされて身に付くものではない。子どもは親を”見て”育つ。言葉だけを覚えさせても感謝の心は育たない。

 

ではどうするか。

親がお手本となること。

子どもと過ごす日常の中で、きちんと「ありがとう」を伝える親に。

レストランでお水を持ってきてもらったとき、

マンションの玄関を掃除している方にあったとき、

おとうさんが電球をとりかえてくれたとき。

毎日の生活ので、小さな感謝を伝えるシーンはたくさんある。

ささやかな機会を逃さずに、笑顔で「ありがとう」と言う親の姿をみていたら、子どもも自然に言うようになる。

 

そして、子どもがお母さんのためにと何か一生懸命にやってくれたときも、たとえ不完全であっても、「〇〇ちゃん、がんばってくれてありがとう」と言ってあげよう。

子どもは「お母さんの役に立てた」「お母さんが自分に感謝してくれた」というだけで、とてもうれしくなって、人の役に立つ喜びを覚えていく。

★zekkoutyou

まずは、大人が「感謝のたね」をみつける名人になることですかね。

当たり前のように思えることも、本当は「ありがたい」こと。

これに気づける大人になりたいものです。