”荒れ”への「予防」と「治療」のコツ

赤坂真二著 日本標準 参考文献

 

3 子どもの願い

 

子どもの学級に対する思いや願いとは何でしょうか。

もちろん、一つではなくさまざまなものがあるでしょう。

しかし、あえて「これだ」と言うならば、

それは、

「尊重されたい」

ということです。

子どもだけでなく、大人も大切にされたいと思っていることでしょう。

特に物の豊かなこの時代の子どもたちは、物質的な欠乏感より精神的な欠乏感に敏感です。

つまり、自分の扱われ方に大きな関心を寄せています。

子どもたちは、ほぼ例外なく大切にされたいと思っています。

★zekkoutyou

何で見たのか忘れてしまったのですが・・・。

 

同窓会で集まったみんなが、思い出深い学級の先生について話すと、みんなが「〇〇先生は、自分のことをひいきしてくれていた」と思っていたという話を読んだことがあります。

 

子どもたちが例外なく大切にされたとき、そのようなことが起こるのかなあと思います。そうありたいですね。