「子どもを伸ばす『いいね!』の言葉 『ダメ!』な言葉」

教育コンサルタント 河村 都 著   講談社

 

イライラがあふれる前に、

小さなごほうびを

自分にあげる

 

・自分を大事にして元気をチャージしましょう

 

育児中の毎日はあっぷあっぷ。

ささいなことで感じたイライラが毎日すこしずつたまっていって、だんだんと気持ちに余裕がなくなってしまう。

 

そんなお母さんたちの心の状態を、「ペットボトルの中に入った水」にたとえてみる。

 

ペットボトルをおお母さんの心の中の「イライラを受け止められるゆとりの器」、水を「イライラ」と考えてみよう。

子育て中のイライラのもとをまったく消すことはむずかしい。

水はどうしても入ってくるもの。

だとしたら、あふれさせないためには、水を時々捨てて、満タンにならないように心がけるといい。

 

水を捨てる、と言う行動にあたるのは、お母さんのちいさなリフレッシュ、自分へのごほうび。

ごほうびは小さいことでよい。

ケーキを楽しむ。

アロマオイルで足浴。

無理せずできる範囲で。

 

心の充実は自分でつくるもの。

誰かが用意してくれるわけではないから、自分で工夫していくことが大切。

 

お母さん自身が元気で幸せなら、家族も元気で幸せ。

★zzekkoutyou

自分の機嫌は自分でとる。

まず、自分に優しく。

そうすれば人に優しくできる余裕が生まれます。