「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」

福島正伸著 きこ書房 からの引用

 

仕事が感動に変わる,五つの心がまえ

③自己原因で考える

 

問題の原因を、誰のせいにするかは、その人の考え方によって決まる。

そもそも、人間社会は、、すべてのことが複雑に関係しあって成り立っている。

原因は、どこにでも存在し、誰のせいにすることも、自由にできるものだ。

ところが、問題を他人や環境のせいにした瞬間から問題解決は難しくなる。

他人や環境のせいにしても、それらは思い通りにならないから。

他人や環境のせいにして、「ああしてほしい」「こうしてほしい」と他に期待するほど、裏切られて、不満が募るようになるだけ。

 

つまり、不満を作り出しているのは、他でもない自分自身なのだ。

 

自分自身に原因を見出すことができれば、自分の出番になり、問題解決のスタート台に立つことができる。

 

自己原因とは、自分の出番を作り出す考え方。

他人のせいにすることは、そのチャンスを失うこと。

 

★zekkoutyou

自己原因とは、自分の出番を作り出す考え方。

 

学校では、特に困り感を持つ子どもに対して、この考え方を忘れないようにしたいと思います。。

「保護者が~~だから」「診断名が~~だから」「~~な性格の子だから」

と、原因探しをしても、いいことはありません。

 

「自分はどうしたらよいか」を考え、一つ一つやっていくしかないのです。