「子ども集団を動かす 魔法のワザ!」

杉渕鐡良著 学陽書房 からの引用

 

スピードが、クラスを変える

●速さがあれば、学級崩壊は絶対にしない

 

学級崩壊の原因の一つに、スピード不足がある。

チャイムがなって、すぐにぱっと授業に入ってしまえばよいのに、授業のはじまりのあいさつをのろのろして、教科書をゆっくり出させているうちに、私語が出てきて喋っている子を注意しているうちに、別の子がうろうろ立ち歩きを初めて・・とクラス運営のスピードのなさが、結果的に学級崩壊のような状況を生み出してしまう。

 

子ども集団を動かすには、スピード、リズム、テンポが大事。

大人だって、銀行でずっとまたされていたらいやである。

テレビのCMすら待っているのが嫌と言う人が多い。

のろのろしていると子どもはイライラする。

子ども集団を動かすときは、スピードを重視しよう。

クラス運営に悩んでいる人にはスピード重視はとくにおすすすめ。

 

★zekkoutyou

スピード、リズム、テンポが大事!!

これは、小学校の場合、できていないことも多いのではないでしょうか。

つい、「子どもだから」とていねいにゆっくり噛んで含めるように言ってしまう。

子どもが取り掛かるまでに、「ていねいな(ていねいすぎる)」説明を「繰り返し」してしまう場面を見かけることがあります。

要注意!

この本が書かれたとき2010年より、もっとスピードが求められています。

CMはおろか、ドラマも速度を速めてみる時代なのですから。