杉渕鐡良著 学陽書房 からの引用です。
●教師は叱るべきときは叱るが、いつもはユーモアで
基本を全力でやらせるには、子どもの状態をよく見て、子ども一人ひとりに合った指導を考え、うまく子どもを誘導することが必要。
基本の指導は、毎日、何度もそのことを繰り返したり、練習させたりすることが大切。
起立の仕方一つでも、だれていれば、やり直しさせ、繰り返し練習させる。
その際、「おお!A君がいいんだけど、全体が惜しかったからもう一回。」などと、ほめたり、ユーモアを交えながら、面白く、退屈させずに、テンポよく行うこと。
「ここだけは絶対に言うことを聞いてほしい」というところは、覚悟をもって指導すべき。
言うことを聞かない子は、叱りつける強さも教師には必要。
教師には、子どもの将来までを考えて、本気で叱る覚悟がときに必要だ。
しかし、基本の指導にはユーモアの方が大事。
ユーモア満載、テンポよく、しつこく(笑)、指導しよう。
★zekkoutyou
ほめたり、ユーモアを交えながら、面白く、退屈させずに、テンポよく行うこと。
ここに、指導のコツがギュッとつまっていますね。