「困難な現場を生き抜く!やんちゃな子がいるクラスのまとめかた」
野中信行著 学陽出版 参考文献
「日常授業」が学級崩壊を引き起こす
①授業の多くを「おしゃべり授業」で行っている
「おしゃべり授業」とは、私たちがつけたネーミング。
授業のほとんどを、発問か指示か説明かわからないような教師の「おしゃべり」で通している。
スピードやテンポがばく、だらだらと進む。
空白の時間が多く、ノートなどに書く時間や話し合う時間が長すぎる。
②特定の子どもだけ(3,4人)がよく発言する
授業のほとんどを「挙手指名型授業」で行っている。
「おしゃべり」の途中で、時々発問し、いつもの3,4人が答えて、次に進んでいく。
発言や活動に対するフォローがない。
③ほとんどの子どもたちが傍観者になっている。
多くの子どもたちはつまらない。
ずっと先生が話しているのを聞くだけの授業だから。
なぜ、こんな授業になるのか。
ほとんど授業準備することなく、毎日を乗り切るのに最適な方法だから。
★zekkoutyou
今日は、本当~~に、耳、(目?)の痛いところを抜き出しました。
でも、自分の授業が「おしゃべり授業」になっているのではないか?
と振り返ることから始めないと、何も変わりません。
痛くても、この自覚を持てるかどうかで、これからの教師としての生き方が変わってくるのだと思います。