すごいホメ方!
「すごい!ホメ方」 内藤よし人著 廣済堂文庫 参考文献
その人の過去を引き合いに出してホメろ
相手に興味を持っていることを伝える。
それだけでも、充分にホメ言葉として機能を果たす。
私たちには、無私してほしくない、他人に注目してもらいたいという心理があるから。
「俺はお前の仕事ぶりに注目しているんだ」
「なぜか知らんが、お前の存在がひどく気になるんだ」
と言う言葉を部下にかけてあげて。
ミシガン大学中央調査研究所の心理学者部ループは、ビジネスパーソンの勤労意欲を掻き立てる原因について調べた。
その結果
「部下に”興味を抱いている”職長の下で働く人が、よい勤務成績をあげる」
ことがわかった。
部下の成績がよくなるのは、「自分は上司から目をかけてもらっている」と思えることが重要だったのだ。
部下を褒めるときには、「いつでも注目しているよ」ということを伝える。
過去と現在を比較するホメ言葉もよい。
過去を引き合いに出してホメてもらえると、自分が進歩していることに気づくことができる。
「自分が進歩している」ということを他人に告げてもらうのは大変うれしいこと。
私たちには、「少しずつでも、前進している」と言う気持ちになりたいという自己実現欲求があるから。
★zekkoutyou
「部下に”興味を抱いている”職長の下で働く人が、よい勤務成績をあげる」
職長として、心にとめておかなくては!
(呼び方が「お前」なのは、私にはちょっと違和感がありますが・・・)