西川純著 明治図書 からの引用
言葉がけの基礎基本
無駄
第二次大戦時に爆撃機B29が飛来すると、当時の人は竹やりを一斉に空に突き上げたそう。
明らかに無駄。
でも何かせねばとの思いから、無駄を承知でやったことだと思う。
教育の世界にもそれが残っているように思う。
つまり「効果はあまり期待できないけど、一生懸命にいっぱいやれば何とかなるかもしれない」という考え方。
ある人は「努力の物量作戦」といううまい表現を使っている。
しかし、どんなに一生懸命いっぱいやっても効果はあまり期待できない。
『学び合い』では今まで当然のように行われたものを吟味する。
そして、効果があまり期待できないものを削り、有効なものに集中する。
★zekkoutyou
「努力の物量作戦」・・・・本当にうまいこと表現ですね。
働き方改革は、ここを突くのもよいですね。
効果が期待できないものを削り、有効なものに集中する!