三輪康子著 ダイヤモンド社 からの引用
(ホテルグループのMVP賞受賞を受けて)
「怒鳴られても、やさしさで返す」なんて、幼稚園児が言うような正論だ。理想論に過ぎないと、ずいぶんいろいろな人から言われ続けました。
やさしさでは食っていけない、とも揶揄されます。
でも、やさしさは何よりも「強い」のです。なぜならやさしさを嫌いな人間なんて一人もいません。クレーマーもヤクザも、スタッフも警官も、地域の人も、すべての人たちが、みんなやさしさを望んでいます。
だから、もしやさしさが正しく使われれば、きちんと結果が出ると、私はこの身をもって証明できたのです。
しかしもしこの結果を求めて、やさしさを振り回していたら、おそらくつぶれていたでしょう。
スタッフが安心して、楽しく働いてくれる職場を実現したかった。それを、ただ、追求してきただけなのです。
ホテルで、困っている人がいれば、少しでも手助けがしたかった。望みはそんなものでした。
でも、「おもいやり」や「やさしさ」を大切にしていれば、この生き馬の目を抜くようなビジネス界では結果が残せないという近頃の常識を覆すことができました。
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つらいときも、あきらめないでスタッフや仲間を信じ切ることです。
★zekkoutyou
>スタッフが安心して、楽しく働いてくれる職場を実現したかった。それを、ただ、追求してきただけなのです。
これにはすごく共感できます。
学校では、教職員が元気で楽しくそして仲良く働いてくれれば、だいたい大丈夫、と思っています。
仲間をこれまで以上に信じて、ここを目指していきます。