三輪康子著 ダイヤモンド社 からの引用
「自画自賛力」が、クレーマーと仲良くなるコツ?
クレーム対応において、私がもっとも大切だと思うのは「自己肯定感」です。
私の場合には、自己肯定感というより一歩進んで、「自画自賛力」と申しましょうか。
自分で自分を「カッコいい」「さすが私」「私って人気者!」と持ち上げる力をもつことが、誰にでも必要だと思うのです。
私はそうやって自画自賛する自分であることを、半ばキャラクターとして周りに認めてもらっています。
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正直なところ、心底、自分で思っているのではなく自分のモチベーションを上げているにすぎないのですが・・・。あとは周りの空気が重くならないためにも大切なことです。
もちろん誰だって、ほかの人にほめてもらえるなら、それほどうれしいことはありません。
でもたいていは、「すごいね」なんてほめてくれる人はなかなか見つからないものです。
それは、自分がダメなのではなく、誰だって自分自身のことで精いっぱいだからです。
それなら、自分でほめればいいのです。
大切なことは、自分で自分を責めないこと。
クレーム対応で責められて、自分で自分を責めていたら、つらいことばかりです。
★zekkoutyou
これは、心理学でいうところの「セルフコンパッション」にあたるのかなと思います。
自分で自分を責めない。
自分で自分を認め、励まし、褒める。
セルフコンパッションを続ければ、少しずつでも三輪さんのように強く、優しくなれるかもしれません。