「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人」

三輪康子著 ダイヤモンド社 からの引用

 

 目先の「損得勘定」よりも「損得感情」です。

 最初から理想のお客様たちに囲まれてちやほやされるなんてありえません。クラスでも職場でも、自分のことを気に入らない人は必ずいます。

 その人たちに、あえて「うんとやさしくしてあげる」のです。

 

これは必ず効果があります。やがて見る目が変わってきます。

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このあえてやさしくするという方法は、いろいろな詐欺商法などでも応用されているくらい強力なのです。

 人間の心理は、敵とみなしている側からやさしくされることに対して、格別の幸せを感じるようにできているものなのでしょう。

 とにかく、怒っている人には、怒るよりもやさしくするほうがずっと、将来に自分にとってもいいことがあるということがわかると思います。

 

★zekkoutyou

 これは、クレームのあるなしによらず、大切なスキルかもしれません。

「あえてやさしく」

 

それを忍耐で行うのではなく、損得で考える。おもしろい。