「話し方入門」

D・カーネギー著 創元社 からの引用

 

話し上手になるための4つのポイント

 

1、よい話し手になろうという一途な執念を持つことから始める。

  強く、持続的な願望を持ってスタートする。みずからを訓練する努力がもたらす利点を数え上げて、熱意をかきたてる。経済的と社会的、それに影響力や指導力の強化という点からも、スピーチ能力を向上させることの意味を考えてほしい。進歩の速さは、願望の深さに比例することを忘れずに。

 

2、話そうとする内容を知りつくす

  準備は怠りなく。話そうとする内容が十分わかっていないと、自身は持てない。

 

3、あえて自信ありげに振舞う

  自信満々に振舞うこと。「勇気がほしいなら、意志力を総動員してさも勇敢そうに振舞う。するとおそらく、勇気が恐怖心に取って代わることだろう。」とはウィリアム・ジェームス教授の助言である。テディ―・ルーズベルトはこの方法で、灰色グマや暴れ馬、ならず者に対する恐怖を克服したと打ち明けている。あなたもこの心理学上の事実を利用して、人前での恐怖に打ち勝つことができるのはないだろうか?

 

4、一にも練習、二にも練習

  練習を積むこと。これは最も大切なポイントである。恐怖心は自信の欠如が原因であり、自信の欠如は自分の実力を知らないことから来る。そして実力を知らないのは、経験不足の結果である。つまり、成功した経験を積めば恐怖心は消えるということである。

★zekkoutyou

超有名なこの本。何度も目にしすぎて読んだ気でいたのですが、読んでいませんでした!!

 

エピソードとともに大切なことが述べられているのですが、章の終わりに「まとめ」があるのでこちらを引用しました。

 

話すことが苦手、ましてスピーチなんて、と思う私ですが、エピソードに出てくる有名人も、はじめはそうだったとか。

一にも練習、二にも練習ですね。