「神・時間術」

樺沢紫苑著 大和書房からの引用です

 

「朝の30分=2時間」の法則

 

あなたは始業直後、最初に何をしているだろうか?

パソコンを立ち上げて、メールやメッセ―ジの確認と返信をするという人が多いと思う。

しかし、「始業直後のメッセージと確認は、最大の時間の無駄」というのが私の認識。

朝にメールチェックをすると、「脳のゴールデンタイム」はそれだけでほとんどなくなってしますから。

 

起床後、2~3時間が「脳のゴールデンタイム」

しかし、朝7時に起きて、8時に家を出て、9時に会社に到着する。

とすれば、「脳のゴールデンタイム」は1時間しか残っていないということになる。

その1時間のうち、30分近くをメールやメッセージの返信に費やすとすれば、「脳のゴールデンタイム」は全く有効活用できないまま終了となる。

 

圧倒的に集中した30分を上手に使うと、かなりの「集中仕事」をこなすことができる。

私の場合は、いきなり執筆を開始するが、最初の30分でかなりの文字数を、それも非常にクオリティの高い文章を書くことができる。

だから、朝の時間は4倍の時間価値を感じる。

 

朝の30分は夜の2時間に匹敵する。

始業直後30分で何をするのか?

あなたの仕事の中で最も重要なことをこの時間にもってこよう。

この時間を上手に使うことによって、その日の仕事の狩猟時間が1,2時間くらい短縮できる可能性もある。

集中力を要する重たい仕事を、ゴールデンタイムのうちに終わらせるのだ。

★zekkoutyou

時間術・・・というと無駄な時間を削って、有効な時間を作りだすことのように考えてしまいます。

この本では「集中力に高い時間に、集中力の必要な仕事をする」ことで、価値の高い時間を作りだす ための方法が書かれています。

目からうろこです。1日24時間を変えることはできない。睡眠を減らすのはもってのほか。

集中力の高い時間を上手く使うのです!