西川純著 明治図書 からの引用
(そでより)
『学び合い』では「一人も見捨てない」ことを強調しています。
シンプルな言葉ですが、重層的な深い意味があります。
良い集団は困難な課題を共に乗り越えた時に形成されます。
もし教師が「一人も見捨てずに」にこだわれば、それは子ども集団に伝わります。
多くの教師は子ども一人ひとりに寄り添って、その問題を解決すべきだと考えています。
しかし、教師には「その子」「その事」とすべて解決する能力はさすがにありません。
教師の仕事は「その子」「その事」を自己解決できる有機的な集団を形成することです。
それが形成できれば、あなたが気付いていない別の子、別の事の問題を、あなたが気づかないうちに解決することができるのです。
★zekkoutyou
この西川先生の新しい著書。
『学び合い』誰一人見捨てない教育論。
予約していたものが届きました。
楽しみに読んでいきます。
まずは、そでの部分で、「そのとおり!」と膝を打ちました。