「ストレスフリー大全」⑥

樺沢紫苑著 ダイヤモンド社からの引用です。

 

≪悪意を向けてくる人の対処法≫

 

TO DO3 適当にほめておだてる

 

スルー言葉をつかえない人は、「適当にほめておだてる」という作戦があります。

マウンティングする人は、人よりも優越感を持ちたい人です。

優越感が満たされれば機嫌がよくなる。

単純というか「かわいい生き物」です。

 

マウンティングする人の心理がわかれば、「ネガティブな感情のかけ引き」にまきこまれないで済みます。

ネガティブな攻撃に対して、「怒り」「嫌味」「うんざりした表情」で反撃しては、泥沼の戦いになる可能性もあります。

 

こちらは冷静に大人の対応をします。

「すごいですね」「さすがですね」

と返しておけば、相手は勝手に気持ちよくなります。

あなたに対しては好感をもつかもしれませんし、そうやって返せるあなたのほうが大人なのです。

☆zekkoutyou

 

>ネガティブな攻撃に対して、「怒り」「嫌味」「うんざりした表情」で反撃しては、泥沼の戦いになる可能性もあります。

 

あります、あります。この失敗・・・・。

つい、ついでてしまいます、怒りとうんざり。

 

修行修行!

「ストレスフリー大全」⑤

樺沢紫苑著 ダイヤモンド社 からの引用です。

 

≪悪意を向けてくる人への対処法≫

 

TO DO2 スルー言葉を使い分ける

 

スルーすると言っても、現実的には難しいかもしれません。

上司や先輩などには「へえ」は使えません。

そんなときは、いくつかのバリエーションで「スルー言葉」を使い分けましょう。

 

毒舌、冷淡系の「スルー言葉」としては「それが何か?」は強烈です。

ネット民がよく使う言葉ですが、クールな口調で「それが何か?」と言われると反論のしようがなく、相手は黙るしかありません。

 

とはいえ、上司や先輩から、圧力をかけられたときに、「それが何か?」というと角が立ち、相手を怒らせます。

その場合は「丁重・丁寧系スルー言葉」を使います。

 

たとえば、笑顔で「アドバイス、本当にありがとうございます」と言います。

顔は笑顔ですが、心の中は全力でスルー。

当然そのアドバイスを実行する必要はありません。

「(笑顔で)それはよかったですね」と言うのも使えます。

丁寧さ95%の中に、5%だけ「私には関心がない」という非言語的なメッセージがこもっています。

 

相手と関わりたくない場合は、「毒舌・冷淡系」のスルー言葉を、自分よりも上の立場の人には「丁重・丁寧系」のスルー言葉を使い、上手にスルーしてください。

 

最強のスルー言葉集(毒舌・冷淡系→丁重・丁寧系)

・へー、それで?

・それが何か?

・それで、他に何か?

・わかりました。それで?

・大丈夫です。ご心配なく。

・そうですね。わたしもそう思います。

・ありがとうございます。

・なるほど、そういう考えもありますね。

・わかりました。検討させていただきます。

・アドバイス、本当にありがとうございます。

・(笑顔で)それはよかったですね。

☆zekkoutyou

早速、悪意を向けられている仲間に伝えます!

「ストレスフリー大全」④

樺沢紫苑著 ダイヤモンド社 から引用です。

 

≪悪意を向けてくる人への対処法≫

 

TO DO 1 スルーする

 

人から悪意を向けられた場合、「スルーする」というのが、最もよい対処法です。

「スルーする」というのは、「受け流す」「相手にしない」「無視する」「何のリアクションもとらない」「反論もしないし、怒りもしない」ということです。

「いやがらせをする人」「悪意を向けてくる人」は、愉快犯です。

あなたがつらい表情を見せたり、落ち込んだり、悲しんだりするほど喜びます。

そして、いやがらせは、さらにエスカレートします。

 

私の場合、マウンティングなどの攻撃を受けた場合は、「へえ」と軽く受け流すようにしています。

否定も肯定もせず「へえ」です。

言語的には「中立」ですが、非言語的に「ノー」を伝えるのです。

 

すると、相手はつまらなくなって、立ち去ります。

マウンティングする人は、「優越感」を満たしたいだけなので、「優越感」が満たされないとつまらないのです。

 

重要なのは、言語的に反論しないことです。

嫌味に対して、嫌味で反撃しないことです。

マウンティングする人にとっては「プライド」がとても大切です。

その面目をつぶされると、自己の尊厳に関わり、猛烈に反論、反撃してきます。

「軽く受け流す」「するりとかわす」のがコツです。

☆zekkoutyou

以前に、樺沢先生のyoutube「樺チャンネル」について書きました。

 

「お前のこと大嫌いだ!」「へ~」

 

というやつです。

爽快で、笑っちゃいました!

サイコー!!

まあ、学校ではこうはいきませんが・・・・。

「ストレスフリー大全」③

樺沢紫苑著 ダイヤモンド社 からの引用です。

 

≪悪意を向けてくる人の対処法≫

 

ファクト1 「悪意を向けてくる人」は残念な人たち

 

あなたに悪意を向けたり、あなたを攻撃する人は、何がしたいのでしょうか。

何かを自慢したり、あるいはあなたを貶めたりする人は、「劣等感」の強い人です。

相手を貶めることで、自分の優位性を確認したり、優越感を持ちたいのです。

優越感を持ちたければ、自己成長して何かを達成すればいいのに、その努力を怠り、あたかも自分が優れているかのようにふるまい、偽りの優越感にひたる。

これを「優越コンプレックス」と呼びます。

それが、あなたに「悪意を向ける人たち」の正体です。

ですから、あなたに「悪意を向ける人」や「マウンティングしてくる人」を見たら、劣等感が強く「優越コンプレックス」を抱いている残念な人だな、と思えばいいのです。

正体がわかれば、気分も楽になるし、冷静に対応できるでしょう。

「優越コンプレックス」を真に受けて対応することは、程度の低い競争に参加することであり、「残念な人」の仲間入りをしてしまいます。

「真に受けない」「相手にしない」という対応が1番です。

 

☆zekkoutyou

まさに、悪意を向けてくる人に直面している今です・・・。

TO DO もこの後、引用したいと思います。

 

まずは、この「正体がわかる」ことが大切だと実感しています。

解決しなくても少し、気が楽になります。

 

「子どもがサッと動く統率のワザ」②

西野弘明著 明治図書からです。

指示が通る先生、指示が通らない先生

以下引用↓↓↓↓↓

 

言っただけで気がすんでいる

 

伝わったかどうかを確認しましょう。

これを習慣化するだけで、ずいぶんと先生の負担が減ります。

「言ったでしょ。」  こわい!

「それさっき言いました」  冷たい!

子供も先生も嫌な思いをしないで済みます。

「今、先生が言った2つのことを隣同士で確認」

たった10秒の労力と時間で、子供は安心し、先生もストレスフリーです。

最後に指名して、言えたら褒めれば良いだけです。

 

☆zekkoutyou

「言ったでしょ」「さっき言いました」…
思いあたります。

最後ほめておわれる。
そのように、自分がしこめばよかったのです。
反省

「子どもがサッと動く統率のワザ」

西野弘明著  明治図書からです。

 

以下引用↓↓↓↓

 

指示が通る先生、指示が通らない先生

子供に指示をします。
ある先生の指示は子供にすっと入るのに、ある先生の指示が入らないと言うことがよくあります。
職場でも感じたことがあると思います。

その違いは何でしょうか。

話し方の原則です。

話が上手な人は意識的に、あるいは無意識に話し方の原則に沿った指示をしているのです。

だから子供に届くのです。

わかりやすいのです。

子供はきちんと聞くのです。

では話し方の原則とは何でしょうか。

 

例えば以下の要素があります。

短く話す。

実物、絵、図を示す。

数字を入れている。

趣旨説明、見通しがある。

時間制限を設ける。

「ちゃんと」「きちんと」の中身を具体的に語っている。

視線が聞き手に行き渡っている。

 

これらの話し方をきちんと使い分けています。

これが習慣化すれば学級でも、学年でも、全校でも子供に伝わる話し方ができるようになります。

 

☆zekkoutyou

「子供がさっと動く統率のワザ」

やはり、基本はここ、伝わる話し方です。

1章の1,基礎基本の1番始めがこれ。

 

特に「短く話す」

プリントや文書のの文章も一文を短く、ということを伝えることが多いです。

 

「ストレスフリー大全」②

樺沢紫苑著 ダイヤモンド社からの引用です。

 

≪「嫌われない」から「好かれる」にシフトする≫

 

人から嫌われないようにすることは難しいことです。

「相手の機嫌をとる」

「相手の反感を買わないようにする」

「反発を受けないように自分の意見を言わない」

これらは自分を殺すことです。

 

自分を前面に出さず、無理にふるまってしまうのは、「偽りの自分」を生きることです。

自分を抑圧して生きることを長く続けるとストレスになり、結果として、楽しい人生を送れません。

 

「人から嫌われないようにする」という言葉自体が、非常にネガティブなのです。

「嫌われる」と「ない」、2つもネガティブ語が含まれています。

「苦手な数学を克服しよう!」と目標を立ててもモチベーションはあがりません。

 

一方、「数学を得意科目にしよう!」というポジティブな常葉だけの目標なら、「がんばろう」という気持ちになります。

 

「人から嫌われないようにする」から「人に好かれるようにする」に切り替えればいいのです。

 

「嫌われない」と「好かれる」、同じ意味のようですが実際の行動を比べてみるとかなり違ってきます。

人に「嫌われない」ために「自分の短所を隠す」「人に嫌われることをしない」つまり「自分を殺す」ことが必要です。

そして、それは「苦しい」ことです。

 

人に「好かれる」ためには「自分の長所を人に見せていく」「人に喜ばれることをする」、つまり「自分を表現する」ことです。

そしてそれはとても「楽しい」ことです。

自分の長所を相手に知ってもらい、相手を応援し、貢献し、笑顔で接する。

その結果として、それでも相手が嫌うのであれば、そんな人を無理して付き合う必要は全くないのです。

 

☆zekkoutyou

樺沢先生の本は、当たり前のことのようなのに、目からウロコが落ちる、そういうものにあふれていて、とても楽しいです。

ストレスが軽くなります。即効性があります。

 

>「人から嫌われないようにする」から「人に好かれるようにする」に切り替えればいいのです。

>その結果として、それでも相手が嫌うのであれば、そんな人を無理して付き合う必要は全くないのです。

 

全くその通りですね。そしてそれは楽しんでできます。最高です♪