「ストレスフリー大全」②

樺沢紫苑著 ダイヤモンド社からの引用です。

 

≪「嫌われない」から「好かれる」にシフトする≫

 

人から嫌われないようにすることは難しいことです。

「相手の機嫌をとる」

「相手の反感を買わないようにする」

「反発を受けないように自分の意見を言わない」

これらは自分を殺すことです。

 

自分を前面に出さず、無理にふるまってしまうのは、「偽りの自分」を生きることです。

自分を抑圧して生きることを長く続けるとストレスになり、結果として、楽しい人生を送れません。

 

「人から嫌われないようにする」という言葉自体が、非常にネガティブなのです。

「嫌われる」と「ない」、2つもネガティブ語が含まれています。

「苦手な数学を克服しよう!」と目標を立ててもモチベーションはあがりません。

 

一方、「数学を得意科目にしよう!」というポジティブな常葉だけの目標なら、「がんばろう」という気持ちになります。

 

「人から嫌われないようにする」から「人に好かれるようにする」に切り替えればいいのです。

 

「嫌われない」と「好かれる」、同じ意味のようですが実際の行動を比べてみるとかなり違ってきます。

人に「嫌われない」ために「自分の短所を隠す」「人に嫌われることをしない」つまり「自分を殺す」ことが必要です。

そして、それは「苦しい」ことです。

 

人に「好かれる」ためには「自分の長所を人に見せていく」「人に喜ばれることをする」、つまり「自分を表現する」ことです。

そしてそれはとても「楽しい」ことです。

自分の長所を相手に知ってもらい、相手を応援し、貢献し、笑顔で接する。

その結果として、それでも相手が嫌うのであれば、そんな人を無理して付き合う必要は全くないのです。

 

☆zekkoutyou

樺沢先生の本は、当たり前のことのようなのに、目からウロコが落ちる、そういうものにあふれていて、とても楽しいです。

ストレスが軽くなります。即効性があります。

 

>「人から嫌われないようにする」から「人に好かれるようにする」に切り替えればいいのです。

>その結果として、それでも相手が嫌うのであれば、そんな人を無理して付き合う必要は全くないのです。

 

全くその通りですね。そしてそれは楽しんでできます。最高です♪