精神科医がつかっている『ことば』セラピー②
続きです。
≪世の中で
もっとも耳に甘く響くよい音楽は
自分の名前の響きである。
私たちはこれまで、何回自分の名前を呼ばれたでしょう。
そして、これから何回名前を呼び、呼ばれるのでしょう。
ひすいこたろうはいう。
「そして、気づいたんです。『名』を『言』う。
それこそが究極の『名言』じゃないか、と」
(「人生が変わる朝の言葉」サンマーク出版)
研究では、名前の響きは、自分を癒す周波数であり、両親や親族の切なる祈り、あなたに幸せになってほしいという願いを込めた祈りが込められているという。
最近、私に孫が生まれ、彼に会うたびに名を呼んでいる。
いっぱい、呼んでいる。
おそらく名前をつけた本人も忘れているかもしれないが、妊娠したとき、こころ震えて名前を考えたか、安産を祈願し、また名前に想いを馳せ、生まれてから本当にこの名前にするか、夫婦で語りあい、熱く思いをめぐらした・・。
名前、それが、もう、脳にきざまれていて、やはり、そのようにして生まれた自分の名前だからこそ、自分の名前の響きは「世の中でもっとも耳に甘く響くよい音楽」なのだ。
☆zekkoutyou
名前を「世界一番短い詩」と表現しているのも目にしたことがあります。
みんなの祈りがこめられている、本当にそう思います。
だから、特に小学校では「〇〇さん!」と大事な名前をたくさん、呼んであげたいものです。