精神科医がつかっている「ことば」セラピー精神科医がつかっている⑤

続きです。

昨日の「ことば」と関連しています。

 

≪過去と他人は変えられない≫

 

自分の両親は選ぶことはできないが、

成人に達すれば、

だれを自分の”心”の親にすべきかは、

自分で選ぶことができるはずである。

     D.J.シュワルツ

 

毒親、父のせい、母のせい、母原病や父原病なんです」

昨日も今日も老若男女がそういって、さあ先生、何とかしてくださいと診察室で私に食ってかかる。

他責極まれり!

両親を訴える勢いである。

そのエネルギーが実にもったいない!

過去と他人は変えられない。

変えられるのは自分と自分の将来だけなのにね。

まあ、君にとってはそんな親でも、いや、そんな親だからこそ、見事な反面教師となって、君たちは素敵な親になれるだろう!

それよりも素敵で憧れる人を、自分の心の親にしたらいいんじゃないかな!

私の、大好きで、心のよりどころであり続けるシュワルツ先生がいってるよ!

(「心の力の魔術-自己改造の心理学」桑名一央訳 実務教育出版)

そのほかの彼の名言で好きなものを少し披露しよう。

 

「ほんとうのプロは、常に自分自身と競争するものであるということをよく覚えておくことだ」

「私は私の運命の主人公である。私は私の魂の支配者である」

「繁栄の度合いは気前のよさと反比例している」

「物事は考えたとおりに実現される」

 

 

☆zekkoutyou

心の親 自分の神・・・・きっと同じですよね。

私は私の魂の支配者であらねば!