「プロ親」になる!⑤

今回も、親野智可等著 「プロ親」になる! 宝島社 からです。

 

 

≪自分を愛せなくなる子ども≫

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人間が自分を愛せるかどうかということは、まず親に愛されたかどうかで決まってくるのです。

親にたっぷり愛されたと無意識のうちに感じている人は、自分を愛せるのです。

なぜなら、親に愛されることで、自分が必要な存在であり、かけがいのない大切な存在だと確信できるからです。

それほど大切な存在だと感じるからこそ、自分で自分が好きになれるのです。

自分が必要な存在で大切な存在だと感じさせてくれるのは、親以外にないのです。

そこがすべての大元です。

それほどに親の愛情は大切なのです。

そこで不公平を感じている子は、心に大きな傷を負うことになります。

人間にとって一番大切な自己愛が育たなくなってしまいます。

自己愛あってこその他者愛ですから、人を愛することも苦手になってしまいます。

そして、自己愛の希薄さがすべての問題行動の原因です。

いじめも自傷行為も犯罪も、すべてはそこからです。

☆zekkoutyou

 

特に兄弟間でひいきをしない。

不公平さを感じると自分が否定されたように感じてしまう。

だから、公平さを保つ。

 

教師も同じですね。