続きです。
≪世界でいちばん楽な修行≫
「徳の貯金」を積み立てる
「こんなラッキーなことがあったよ」
と言う話を聞いた時、人が示す反応は二つあります。
ひとつは嫉妬、ねたみ。
もう一つは、「よかったね」と一緒になって喜び、祝福してあげる。
仏教に「随喜功徳」という言葉があります。
人の喜びや幸せをよろこんであげるだけで、徳を積むことになるという一番簡単な徳積みです。
仏教の修行の中で、もっとも楽なものでしょう。
ということは、自分のまわりに「今日はこんな楽しいことがあってね」という話ばかりしている友人がたくさんいる人は、ただひたすら「よかったね」と言っているだけで「功徳」を積み重ねていけるわけです。
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「いい仲間」に囲まれていれば、どこに行っても楽しいし、また同時に「特別にどこかへ行かなくても楽しい」のです。
「どこかへ行くから楽しい」のではなくて、「どんなところでもいい」ということです。
「旅」を「人生」に置き換えても同じこと。
喜び合える人間関係に囲まれて人生を歩んでいけるならば、台所でたくあんを切っているだけで、充分に幸せを感じられるようになります。
☆zekkoutyou
「こんな楽しいことがあってね」「こんないいことがあってね」、
と言う人に
「よかったね!」
と言う。
すごく当たり前のことのようなのに、こういうハッピーを報告する人に
「自慢してる」などと言ったり、思ったりする場面を時々みてしまうことがあります。
そこで「よかったね!」
と言ってあげるのは「修行」なのですね♪
こんな楽で、嬉しい修行なら、みんなもっとやったらいいですね!