「100%幸せな1%の人々」

「100%幸せな1%の人々」小林正観著 中経出版からです。

 

「他人を変える」ことはできないし、

「自分が変わる」ほうがラクであり得

 

人間関係をオールマイティーに解決する方法が2つあります。

1つは

「自分のまわりの500人すべてを人格者に変えてしまうこと」

もう1つの方法は、

「自分自身が人格者になってしまうこと」

です。

 

人を変えるということは、大変なことです。

なかなか人は変わってくれませんし、

しかも自分の思うようには変わってくれません。

・・・

「私」の思い通りに他人を変えることはできない、ということをまず理解する必要があります。

ただ、「私」が変わることは簡単です。

なぜなら、変えるべき相手が自分ですから、自分が変わりたいように変わればいいからです。

 

イライラしたくない、腹を立てたくない、人と争いごとをしたくない、何かを言われたときにそれをいちいち気にするような自分でありたくない、と思うのであれば、

自分が希望するような、自分にとって好ましい自分を、自分が作り上げればいいわけです。・・・

 

自分にとって、もっとも居心地がよいような心のあり方をつくりあげること。

これをひとことで言ってしまうと

「自分にとって楽しいと思える人格を作ること」であり、「私」が人格者になってしまうことです。

 

「私」が人格者になるということは、誰に何を言われても、目のまえにどんな現象や出来事が起きても、それについて

怒らない、

腹を立てない

怒鳴らない

イライラしない

声を荒げない

ということにほかなりません。

そうしていくことで一番得をするのは自分です。まわりの人が得をするというのは、あくまでも二次的な効果にすぎません。

 

まわりの現象や出来事にいちいち過剰反応せず、いつも同じ笑顔とおだやかさで、ニコニコしながらすべての現象をとらえられるということが、自分にとって一番ラクであり得なのだから、そうするといいのではありませんか、と提案しています。

 

☆zekkoutyou

 

ちょうど、仕事上のトラブルを抱えていたときにこの本に出会ったので、とても心にしみました。

相手に対して、「何を言っているんだ」、とか「自分は間違っていない」、・・・と言う気持ちでいっぱいになっていました・・・

 

>もう1つの方法は、

「自分自身が人格者になってしまうこと」

 

 

>「他人を変える」ことはできないし、

「自分が変わる」ほうがラクであり得

 

本当に言葉ってすごいですね!

もやもやが飛んで、相手を許せる気持ちになれました。

結果、相手の話をおだやかに聞き、

こちらの言い分もわかってもらうことができました。

 

言葉ってすごい!

本ってすごい!

ありがとうございました!