「先生と生徒の心をつなぐNLP理論 子どもの夢を育むために」⑦

「先生と生徒の心をつなぐNLP理論 子どもの夢を育むために」堀井恵著 三修社

続きです。

 

≪事例 暴力的な言葉を使う子への対応事例≫

クラスの子どもたちの言動が気になります。

テレビやゲーム、マンガの影響でしょうか。

「死ね」

「うざい」

「殺す」

など、聞いている私がドキッとする言葉が日常的に友達にぶつけられています。

はやり言葉のように、格好よく受け取っているのかもしれませんが、ぶつけられた子は傷ついており、止めさせたいと思っています。

どのように、子ども達に注意していくのがよいのでしょうか?

 

(回答)

その言葉がでた瞬間に、その子に

「今なんていったの?」

と聞いてみましょう。

良くない言葉だとわかっているので、たいてい返答ができずに困ってしまいます。

そのタイミングを見て、

「良かった。自分でなんていったか言えないってことは、悪いことっていうのはわかっているんだね。悪い言葉だって、わかってくれていて、先生安心したよ」

と伝えてみましょう。

責めるのではなく、

「安心したよ」

と言う言葉を伝えることで、子どももホットして素直に聞いてくれるはずです。

これは、時間がたってから聞き出すのではなく、言葉が出た瞬間をとらえて問いかけることが大切です。

 

☆zekkoutyou

これは、すぐ使えますね!

悪いと本人がわかっているなら、「安心した」

いろいろ応用がききそうですね。