今回も、親野智可等著 「プロ親」になる! 宝島社からです。
≪初頭効果と親近効果≫
・初頭効果・・・一番初めの印象が全体の印象を決める確率が高いこと
・親近効果・・・一番最後のものが印象に残るというもの
・・・これら初頭効果と親近効果をよく組み和わせて自己紹介するとしたら、ベストのものは次のEのようになります。
E 私はいつも明るく元気で、少しくらいの失敗にはくじけません。のんびり屋なの で、忙しいのは苦手です。今の仕事が好きです。
子どもに話をするときにも、このような原理を意識しているといいと思います。
F 宿題をいつもしっかりやっていて立派ですね。ノートの字をもう少し丁寧に
書くと見やすくなるよ。この調子でがんばってね
このように言えばいいのです。
これなら、こちらが言うべきことをきちんと言いながら、しかも相手には好感を持って受け入れてもらえます。
このような言い方ができれば、子どもをドンドン伸ばすことができるのです。
☆zekkoutyou
ビジネス書で、部下に指導するときにも「ほめ言葉で,言いにくい言葉をはさむ」サンドイッチ法が紹介されているのを見たことがあります。
これはまねするのが比較的簡単そうな気がします。
簡単そうなのに「ドンドン伸ばすことができる」ならやるしかないですね。