「心。」③

今回も、稲盛和夫著 サンマーク出版からの引用です。

 

≪いとも簡単に難事を成し遂げる「美しい心」の力」≫

 

常に感謝を抱き、謙虚に自分を律する。

そして他者に対しては思いやりとやさしさを忘れない。

そのような思いをもって生きることが、よき現実を引き寄せる呼び水となるのです。

イギリスの思想家であるジェームズ・アレンはその著書『「原因」と「結果」の法則』の中で次のように述べています。

「清らかな人間ほど、目のまえの目標も人生の目的も、けがれた人間よりもはるかに容易に達成できる傾向にあります。けがれた人間は敗北を恐れ踏み込もうとしない場所にも、清らかな人間は平気で足を踏み入れ、いとも簡単に勝利を手にしてしまうことが少なくありません。・・・・

まっさらで清らかな心で描いた願望は、成功する確率が高まり、またその成功は長続きしやすい。すなわち仕事でも経営でもラッキーな出来事に恵まれまたそれが持続するのです。・・・・

では、心を浄化し、美しくするためのもっともよい方策とは何かといえば、それは今目のまえになるなすべき仕事に全精力をかかえて没入することです。

仕事に心身共に没頭しているとき、人を恨んだり憎んだりする雑念は浮かんできません。

まるで禅僧が禅を行じているように、そのときの心はまっさらで美しくなっているのです。

 

☆zekkoutyou

 けがれた人間でなくなれるよう、精進したいと思います・・・。

今を生きる。

思っていても難しいです。没入、没頭ですね。

心がけてできることではないので、没頭、没入してしまうことを仕事にするということでしょうか。