辻秀一著 池田書店 から続きです。
≪ほとんどの問題はスムーズな心の切り替えで解決できる≫
〇人間の心の状態にはフローとノンフローがある
・ご機嫌=フロー状態
気分よく、楽しく、充実感を得られている状態。
夢中になって目の前のことに集中かつリラックスし、自分の力を発揮できている状態
・不機嫌=ノンフロー状態
落ち込んだり、イライラしたり、心が乱れている状態。
心がゆらぎ、とらわれ、自分らしい力を発揮できていない状態。
・・・
このフローとノンフローは完全にどちらかに分けられるものではなく、少しノンフローのように、その度合いは異なります。
また、心がノンフロー状態になることは、人間の自然な心の動きですから、悪いことではありません。
ただし、スポーツをはじめ、何をしていても、そのパフォーマンスが高いのはフロー状態。
フロー状態でなければ、うまくいくものもうまくいきません。
・・・
このフロー状態にするために必要なのが、脳を正しく働かせることです。
この心を整える脳の機能を私は、”ライフスキル”と呼んでいます。
ライフスキルは脳の機能であり、習慣ですから、日常や人生を通して磨いていくこととなります。
☆zekkoutyou
私が、「上機嫌」にこだわるのはこの教えがもとにあったからかもしれない・・・と改めて感じました。
先生方はもともと、情熱のある方ばかりなので、あとは「ご機嫌」でいてくれたら高いパフォーマンスを出せる、と思うのです。