子どもが幸せになることば

田中茂樹著 ダイヤモンド社 参考文献

 

≪感謝を言葉にする3つのメリット≫

 

①言葉がけがじょうずになる

 

「ありがとう、助かったよ」

「いつもありがとう」

「うれしいわ」

「えー、ありがと!」

「やったあ!」

「結構大変やったやろう」

「覚えててくれたんや」

 

言葉のバリエーション、抑揚や間、表情やアクションも大事。

 

さらに重要なのは、それらの言葉を生み出すもとになる「自分の心の動き」に敏感になること

相手がしてくれたことに、気が付いた。

そこで心が動く。

その動きを逃さない。

深いところからグッと水面まで引き上げて言葉にして外に出す。

その心の動きも筋トレすれば筋力があがるように、トレーニングするうちに強くなう。

実践の場で何度も練習することで洗練されていく。

 

②見る目が鍛えられる

相手が何かしてくれたときに限らず、いい変化があったとき、ポジティブな声掛けができそうな場面に敏感になる。

これはいわば「あらさがしの真逆」

 

③そのようなコミュニケーションのすべてをこどもにモデルとして示せる

相手に感謝をどうやって伝えるか。

毎日いろいろな場面で親が見せてくれると子どもは学習する。

「感謝の言葉を伝えるということのネイティブ」になる!

これは重要なコミュニケーションスキル。

これから彼らが生きていく人間関係の中で、いろいろな場面で発揮される。

★zekkoutyou

②荒さがしの真逆

これを私は岩瀬直樹先生の言葉を借りて

「いいことアンテナを立てる」と言っています。

たしかに、訓練しているとその力がついてきます!おためしあれ。