CHAPTER1 つながる&深まるひと言目
≪どんな言葉も「確かに」と一度は受け取ろう≫
→「でも」や「そうはいっても」といった接続詞は、相手の不必要な悪印象を与えてしまう危険あり。
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実は今、「でも」「いや、でも」と言うのが口癖になっている人がとても増えているのです。
あるとき、あまりにも「いや、でも」が口癖になっている人がいたので、
「人間というのは素直さが大事だから、あまり否定から入るのはよくないよ」と言ったことがあるのです。
そのときの返しの一言も「いや、でも」だったという、まさにコントのような会話になったことがありました。
相手の発言を受けて、「でも」と話し始めるというのは、パスというよりも、味方のゴールに向かってシュートを打ち込むオウンゴールのようなものです。
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「でも」というひと言目には、「私の考え方はあなたとは違う」というアピールが含まれています。
そのため、「でも」という逆接の接続詞をつかっていまうと、反抗の意思表示をしたという意味に取られかねないのです。
実際、「でも」というひと言目をよく使う人の心理にあるのは、自己防衛意識です。
人は相手から攻め込まれるのが嫌なときや、相手に支配されたくないときに、「でも」「そうは言っても」「とはいえ」といった逆接の接続詞を使うのです。
「でも」が口癖になっている人は相手の言葉を「でも」と叩き返すのではなく、
「確かにね」とか「なるほどね」と、いったん受け取ってみる練習をしてみてください。
☆zekkoutyou
>相手の言葉を「でも」と叩き返す・・・
この表現にうなりました。
たしかに、「でも」は叩き返された気持ちがします。
気をつけねば!