「1冊読み切る読書術」

齋藤孝 ダイヤモンド社からの引用です。
 

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【外出する時は本を持つ】

 

私が突然、大学の教え子たちに「本を1冊出して隣の人に紹介してみてください」と言うことがあります。

すると「えっ、今は持っていませんけど」と言う学生がいます。そういう学生にはこう諭します。

「いいですか。学生にとっての本と言うのは、武士にとっての刀と一緒ですよ。すみません、刀忘れちゃいました、なんて武士はいませんよね。武士が丸腰で外を歩いたら、切られても文句は言えませんよ」

こんな風に言うと学生たちは真面目で直なので、次の日からちゃんと本を携行するようになります。・・・・

いずれにしても本を持たずに外出したら、降水確率100%の日に傘を忘れたような痛恨事と受け止めるようにしましょう。

せっかくすきま時間を見つけても、その時に本がなければ読めないのです。

ある小学生は、学校や塾が忙しくて通学の電車ぐらいでしか読書ができないそうです。

それでもランドセルに本を常備して、2日に1冊が読んでおり、近頃では両親が我が子と議論しても全くかなわなくなったそうなのです。

大人の読書の励みになりそうな話ですよね。

 

☆zekkoutyou

齋藤孝氏の学生さんへの語りは、面白いです。参考になります。

私はスキマ時間の読書にはKindleを使っています。便利!!