「アドラーに学ぶ職場コミュニケーションの心理学」④

小倉広著 日経BP出版からの引用です。

 

3 行為と人の混同をやめる

 

・ダメな「人」ではない。非建設的な「行為」であるだけ

・指摘は攻撃ではない、違いは恐怖ではない

・人をほめると縦の関係、行為を勇気づけると横の関係

 

私達は何気ない日常の中で行為と人(行為者)を混同している場合が多くあります。

だからこそ、常に行為と人は別である、と意識することが重要です。

この前提があって初めて、職場で良好なコミュニケーションをとることが可能となるのです。

 

☆zekkoutyou

これは、学校では特に気にしていることです。

たとえば、宿題を忘れたとき。

宿題を忘れた、と言う行為について指導することが必要なのに、「宿題を忘れてダメな子だ」と人格について攻撃するのは、NG!

それは指導とは言えません。

「ダメな子はいない。非建設的な「行為」をしてしまっただけ」ですよね。