面白心理学会編 青春出版社からの引用です。
≪反省の棚上げでマイナス思考とさよなら≫
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どうしてクヨクヨしてしまうのかというと、反省のしすぎに問題があるという。
要するに、あまりにも完全を求めすぎる気持ちが、かえって失敗に対する過度な怯えをうんでいるというのだ。
日本人で二人めのフィールズ賞(数学界のノーベル賞と言われる)を受賞した数学者・広中祐氏も、反省しすぎることの弊害について述べている。
「子どもは溌剌としているのに、歳をとるにつれてしょんぼりしてしまう。
それは、すぐに反省するからだ。
反省は自分のエネルギーを打ち消してしまう。」
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失敗したら、とりあえず「考えることをやめ、保留しておこう」と自分自身に暗示をかけるのである。
反省をしないのではない。
現段階では棚上げしておくということだ。
棚上げした反省は、時間がたつと忘れていきそうだ。
それでいいのである。
忘れてしまうような反省は、もともとする必要のなかった反省だ。
棚上げしても、ずっと心の片隅にくすぶり続けている反省は、今後の糧となる貴重な反省である。
教訓として胸に刻んでおけばいい。
「やる気を高めてくれるのがいい反省、次に一歩を踏み出すことをためらわせるような反省は、実はしなくてもいい反省なんですね。
反省するんだったら、クヨクヨばかりすることを反省したほうがいい」
☆zekkoutyou
私の尊敬する野中信行先生の著著「野中信行のブログ教師塾」の中に、
「悩むな、反省するな、次が大切だ!」
と言う言葉があります。
これは、校長だよりに引用して、職員に共有しました。
今回の記事はこの考えを強化してくれました。