若手教師のための「超」時間術

大前暁政著 明治図書 参考文献

 

≪定期的に「原点回帰」の時間をとる≫

◎多忙な教師生活に没頭すると、教師になった当初抱いていた思いや願いは忘れがちです。そうならないようにするためには、どうすればよいのでしょうか?

 

〇「原点」における思いや願い

誰しも、教師になったときの「原点」があるはずです。

その原点において、どんな思いや願いを抱いていたでしょうか。

「教師になったのはなぜか?」

「教師になって何がしたかったのか?」

「子どもを伸ばすことにやりがいを見出した」「子どもを育てるという崇高な仕事に価値を感じた」など、思いや願いは人それぞれです。

ところが、いざ教師になると、多忙な毎日の中でその思いや願いを見失ってしまいがちです。

例えば、子どもを伸ばすことにやりがいを見出したにもかかわらず、雑務など「やらなければならない仕事」に日々追われてしまっている、といった具合です。

やらなければならばい仕事のために、自分の思いや願い、つまりは「やりたい仕事」ができない。これでは本末転倒です。

★zekkoutyou

実習生が来たり、新採用者が来たりしたとき、この原点を感じることができて、教職員がはっとなることがあります。

これが、職場の中で互いに感じさせることができると素敵ですね。

問いかけていきます。