「アドラーに学ぶ職場コミュニケーションの心理学」part2

アドラーに学ぶ職場コミュニケーションの心理学」 小倉広著 日経BP

からの引用。

 

2 エレガントに「ノー」と言う

×「無理です。できません」

〇「お役に立てず申し訳ありませんが、今回はご期待に添いかねます」

 

クッション言葉のファーストステップ ≪婉曲的な変換≫

できません ⇒ ご期待に添いかねます いたしかねます

やりません やめておきます 

⇒  遠慮させていただきます 今回は見送らせていただきます 今回は辞退させていただきます

断ります ⇒ 今回はお断りさせていただきます 今回は辞退させていただきます

 

セカンドステップ≪一言添える≫

「あいにくですが」「せっかくですが」「大変残念ですが」「お役に立てす申し訳ございませんが」「力不足で申し訳ありませんが」「身に余るお言葉ですが」「ありがたいお言葉ですが」

 

×「無理です。できません」

〇「お役に立てず申し訳ありませんが、今回はご期待に添いかねます」

 

反論を伝えるときにもクッション言葉

×「それは違うと思います「私は反対です」 

⇒「承服いたしかねます」「賛同いたしかねます」

×「私は〇〇のほうがいいと思います」 

⇒「〇〇という方法(考え方)もあると思いますがいかがでしょうか?」

 

ひと言添える

「お言葉を返すようですが」「おっしゃることはわかりますが」「確かにその通りではありますが」

 

×「それは違うと思います」

〇「おっしゃることはわかりますが、〇〇という方法もあると思いますが、いかがでしょうか?」

 

クッション言葉をつかった効果的な伝え方を学んできたが、これらを使うにあたって重要なことがある。

それはクッション言葉を単なるテクニックとして使うのでは、相手に伝わらないということ。前提として、相手への深い共感が必要!相思尊敬、相互信頼!

★zekkoutyou

たしかに、大切なことは「共感」!

テクニックだと、すぐにわかりますものね、あしらわれている、と。

 

クッション言葉を使おうとするのではなく、相手に共感するから、クッション言葉になるのですね。