「なぜか仕事がうまくいく 教師の7つのルール」

西川純著 学陽書房 からの引用

 

あなたは教師に向いています

 

◇教師に向いている、向いていない

 

若い教師の方から「私は教師に向いていないんじゃないでしょうか?」と相談を受けることがある。

その際には次のように話す。

 

私:自分が教師に向いてないと思うところって何?

若い教師の方:明るくない、話がうまくない・・・等々

私:日本中に小学校から高校の先生って何人いると思う?

若:わかりません

私:約130万人(文部科学統計要覧平成24年版)もいる。

  日本で働いている人の総数は約6,300万人だから、働いている人の約2%弱は先生なんだよ。

若:(たいていは驚く)

私:おそらく一つの職種としては最も多いんじゃない?その130万人の先生が、みん    な君が思っているような先生だと思う?

若:(首を振る)

私:でも、ほとんどの先生はちゃんと勤め上げて、充実した教師人生を送っているよ。130万人の人ができるんだとしたら、たいていの人はできるんじゃない?もしかしたら、ほとんどの人間は教師に向いていて、向いていない人はごく少数なんじゃない。君がそのごく少数の一人には見えないんだけどなー

★zekkoutyou

「自分は教師に向いていない」・・・こういう悩みを持つ人は多いのではないでしょうか? 一度も思ったことがない!という人の方が少ないのでは?

 

私も、そのように悩んだことはあります。

西川先生のこの言葉は、ずっと自分を励ましてくれた言葉です。

 

あなたは、教師に向いています!