マネジャーの最も大切な仕事

テレサ・アマビール  スティーブン・クレイマー 著 

 中竹竜二 監訳 樋口武志 訳 からの引用

 

ネガティブな出来事の力

 

・チームリーダーのネガティブな振る舞いは、チームリーダーのポジティブな振る舞いよりも、インナーワークライフに広範な影響を与える。

 

ニュートラル、あるいはポジティブな出来ごとと比較して、障害を含めた全ての種類のネガティブな出来事に対する日誌の記述の方が長くなる。

⇒良い出来事よりも悪い出来事に人はより認識的・感情的エネルギーを注いていることを示唆する。

 

・障害だけでなく、すべてのネガティブな出来事群は、その対になるポジティブな出来事群よりも大きな影響力を持っている。

 

・社員はリーダーのポジティブな行動よりもネガティブな行動を思い出し、ポジティブな行動よりもネガティブな行動の方を鮮明に詳細まで覚えている。

 

「自分自身」が障害の源泉とならないように注意しよう。

ネガティブな様相はインナーワークライフに大きな悪影響を及ぼすものである。

ある名医のモットーに倣うのがよいかもしれない。

「何よりもまず害をなすなかれ」

 

★zekkoutyou

うろ覚えですが、心理学について語っているyoutubeで、聞いたことがあります。

ネガティブはポジティブより3~4倍、意識に残るので、ネガティブ1に対して、ポジティブ3 でやっと同程度。

 

だから、ポジティブの割合はネガティブの3倍以上にしなくては、こころはネガティブのよってしまうらしいです。

 

引用を読むと、特にリーダーは、意識して「ポジティブ」な行動、言動、を見せていかなくてはなりませんね。

そして、「何よりもまず害をなすなかれ!!」