TO DO リスト」を最大限活用するために (参考文献 教職研修11月号 栗田正行氏)
【TO DOリストを書く理由】
・仕事を「可視化」する
人は見えないものに不安を感じる。やるべきことを可視化することで仕事の見通しが立つ。
・脳内メモリを「空」にする
やるべきこと・考えなくてはいけないことを、いつも脳内のどこかに置いておくと、不安だけが膨らんでくる。記憶より記録にたよるようにする。
・目の前のことに「集中」できる
脳内メモリを空にすることで、目の前のことに集中できる
【優先順位のつけ方】
・他者優先の原則
自分一人で完結する仕事よりも自分以外の方からの仕事を優先する。なぜならほとんどの仕事において相手が待っているその先にも待っている人がいるから。人からの仕事を早々に片付けることで、相手からの信頼を得ることができる。
・午前・午後で仕事の種類と分ける
午前中には思考を用いる仕事を、午後には作業系の仕事を優先 ←これはちょっと難しいかも・・
・5分以内で終わる仕事を先に
短時間で終わる仕事をサクサク終わらせることで仕事のリズムを作る。ウォーミングアップしたところで大きな仕事に取りかかる方が心理的ハードルも低くなる。
【具体的なリストの作り方】
・アナログ
手書きで書く。私(栗田氏)の場合前日の夜に次の日のリストを書き出し、当日の朝にも確認する。
・デジタル
Excelなどを用いて、管理する。月ごと、学期ごと、年度ごとにルーティンで行う仕事は,
デジタル管理しておく。シーズン前に出力することで仕事に早く取り掛かれるようになる。
★教材や指導法はもちろん、さまざまな仕事術も意識して身につけていくといいですよ。
先輩たちの実践している仕事術や時短の工夫なども、見て盗んだり、時には尋ねて教えてもらったりするとよいと思います。
そうして生み出した時間を、もっと子どもたちとともにいる時間に使えるとうれしいですよね。